パクリのポット [フレックス社員、危機一髪]

ほんじょの鉛筆日和。マガジンハウス
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 読書の秋は、お茶の秋。空の青も、紅茶の黄金色も、きりりと澄み渡る季節がやってきた。最近、少し寒いくらいだ。
 本上まなみの『ほんじょの鉛筆日和。』を読み返していたら、自分も「いとしのポット」が欲しくなった。スタバのマグを買ったばかりなのに、どうしても鞄に入れて持ち歩きたくなってしまった、マイポット。しかし、書いてしまってからちょっと思った、「しまった」。マイペットみたいな語感はいかがか。
 とにかく、買いに行ったとも。しゅうっとスレンダーで、ロケットみたいに素敵に光ってる、わがいとしの銀色ポットをね★

 パソコン、プリンタ、コピー機などなど、OA機器が何台も設置されている仕事場。人の喉よりも機械の体を思いやる空調のおかげで、非常に乾燥している。唇がくっついたままで乾き切ってしまい、時々開くとぱりぱりっと音がすることもある。飲み物の持ち込みが許可されているのは救いである。しかし、飲み物代が馬鹿にならない。
 廊下に自販機があるが、毎回利用できるほどのお給料はもらっていない。
 マイカップ持参だと、カフェテリアの珈琲を50円⇒35円にしてもらえるが、一杯分が安くなったといっておかわりしていたら、2ヶ月くらいであっさりポット代を追い越してしまうのであった。
 そこで最近はお湯だけもらって、持参のハーブティーを淹れるようになったのだが……。紅茶は、労働の現場には何だかそぐわないようだ。働いているときは、少し飢えているくらいがいい。気持ちがゆっくり満ちてしまうと、仕事人になり切れないのである。
 休憩時間に駐車場に出て、カーステでクラシックのラジオ番組を聴いたこともあった。紅茶片手に、秋空を見上げながら……。何とも言えないしあわせ気分♪になるものだが、これからは天候の悪い日も増える。いちいち車まで休憩には行けなくなるだろう。
 だから、秋から冬にかけては……、ポットでお茶持参。これに決定!
 ほんじょさんに倣って蕎麦茶を入れようか、それとも、とっておきの黒豆茶を投入しようか。夏のあまりものの麦茶もあったりするが。あたたかなお茶をたっぷりと用意してきて、ずーいと啜りたい。
 そしてね、絶対にだ、このポットのふたには、私だけが口をつける。いとしのポットは回し飲みを禁ずる。乙女は間接……が許せないのである。

kotaniriko

2004-10-05 19:59:27 | Permalink | コメント(0) |



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